mizunoyousei0001のブログ

主に詩をのせておりますが、時々、日々の出来事や俳句、短歌も載せております

詩を主にブログに載せております
日々の心模様、自然の様子などを拙い言葉で
綴っております

2023年10月のブログ記事

  • #短詩 しあわせ

    幸せは    涙の終わりに         待機中  

  • #詩 かなしみ

    哀しい日には 哀しいと心に書いて 涙を流していよう そうしていると すこしは 哀しみが 薄まって行く気がする

  • #ポエム せつない

    切ない想い 風に託し あなたに届けと そっと祈る 独りぼっちの 私の心に つれない雨が ぽとんと落ちた 独り善がりの 寂しさだけが 元気よく歩き始める

  • #ポエム 哀しみ

    哀しみが 重たい日には 哀しみを 二つに割って 哀しみの層が 幾つ出来たか確かめたくなる

  • #詩 かなしみ

    また かなしみが わたしを おいこしていく いつも そう わたしのまえばかり あるいている なれてはいるけど こんなひは じっと みをかがめて こころを みつめていたい なにか うまれてくるまで ただ それだけを しんじて・・・

  • #ポエム こころ

    さあ 行っておいで でも また戻っておいで 私は何時でも此処に居るから 私の心は旅が好き 今 ここにいたかと思えば すぐにまた出かけてしまう じっとしているのが嫌い 憧れを追いかけて見たり 花や木とお喋りしたり 空や風に手をふったり 太陽に慰めて貰ったり 何時も楽しそう そんな心は 嫌いじゃないけ... 続きをみる

  • #詩  野の花のように

    名も無いか細い 野に咲く花だって 自分の色で咲いている 自分の顔で笑ってる 自分心で 一生懸命生きている 私だって 負けない様に 私の心で 私の顔で歩いて行こう 弱くても 微かでも 自分らしく 私らしく

  • #詩 ひとり

    見上げると 泣きたくなるような青い空 流れて行く冷たい雲 みんな 遠くへ行ってしまう

  • 詩 ゆうやけ

    風に そっと 想いを伝えたら 西の雲が 頬を赤く染めた あなたの空へ届く頃には きっと 空一面 雲が 頬を赤く染めているかも・・・

  • 詩 黄昏

    破り捨てた沈黙を 惜しげも無く風がまた拾う 反故にした約束を 悪びれずに 繋ぎ合わせている夏空 余命を宣告された 蝉の声に 心の琴線が鳴り止まぬ 懐かしく 遠い微かな場所で オレンジ色の空に 山が影絵を作り出すと 夜が寂しさを誘いに来た 怠け者の夕闇が 気だるそうに 夏の日を夜に戻して行く 夏の夕... 続きをみる

  • 詩 シュウメイギク

    きみは 何時も情熱的に 空ばかり見つめて 恋まっしぐらだね そのゆるぎない想いと 澄んだ眼差しを すこし 分けてくれまいか

  • 詩 哀しみ

    暗い空 暗い夕暮れ 暗い心だもの 明るい木の下に立って 秋の音に聞き入っていたい

  • 詩 やさしさ

    やさしさってなんだろう やさしさって 本当は 涼風のようなもの 形も無く 姿も見えないけど 祈るような 慎ましい想い出 そっと 心に触れている

  • 詩 有無

    欲があるから 哀しくなる 愛がるから  苦しくなる 心があるから 泣きたくなる でも 何もなければ 空しくなる  

  • 詩 雨上がり

    洗い立ての青空が現れ 眩しい光が川面に映えて 新しい空気が通り過ぎる 下ろしたてのぴんとした風が 塞いでい心の扉を開いて行く 心が晴れて行く 私が新しくなって行く

  • 短詩 無力

    自分の無力を感じた日 ぼろぼろ ぼろぼろ 毀れる涙 自分が虫けらのように 思えて来た

  • 詩 あき

    静けさが 時間の海で泳ぎ出すと 何処かでパチンと 季節の割れる音がした 中から 冷たさが吹き出して来た 色白になった風が それを刻んでは拡散して行く 夜になると それは熟成され 寂しさに醸造され 加速度的に広がって行く 秋になると 特に秋の始まりには 熱を帯びた愁いが あちこちに噴出する 秋はそれ... 続きをみる

  • 短詩 哀しみ

    寂しさの中を そっと 覗いたら 涙になる前の哀しみが じっと 座っていた

  • 詩 信じて

    もう 涙の準備はしなくていいよ 悲しみにさよなら出来るから ほら 風の優しさに触れてごらん 心が軽くなれるから ほら 青い目の空を見つめてごらん 澄んだ想いが生まれてくるから 太陽だって ずっと あなたを見ているよ 心配しないで歩いて行こう 心を見つめて 自分を信じて

  • 詩 何でもない日

    穏やかな陽ざしが咲いて おとなしいこころがあって にこにこした私がいる そんな 何でもない当たり前の事 その 何でもない事が とっても嬉しい日がある

  • 詩 心模様

    白い雲に 赤いものをひょいと混ぜたら あったかな夕焼けが生まれた 悲しみの口先に ひょいと混ぜれたら にこにこした私が 生れて来るかな・・・

  • 詩 悲しみの欠片

    星が 泣いていた暗い夜 寂しさに誘われると また 落ちて来た悲しみの欠片 胸に当たると とても冷たくて痛い 夏の真ん中にいても 真冬のように寒い 濡れたオブラートのような私が しゅるしゅると縮こまって行く 震える心に 言い聞かせるように 一目散に手を合わせた

  • 詩 風をください

    きっと 哀しい夢でも見たんだね 今にも 泣き出しそうな暗い雲 声もかけられない 空がある 今日は風も何処かで怠けている 寂しさと遊び始めた私の心 風さん 優しい風をひとつください ため息を飛ばせるほどの 青い風を ひとつ

  • 詩 心波

    寄せては返す 心の波 優しさに留まる事も 出来ず 哀しみに逆らう事も 知らず 涙に返る事もせず 切なさに寄りかかり 彷徨い 移ろう 心の旅人

  • 詩 やしさの秘密

    いつも やさしいこころを もっているひとは ひとの かなしみや さみしさや なみだまでも ぜんぶ むねにすいこんで また あたらしいやさしさに かえてしまう こころのなかに まほうの やさしさせいぞうきを もっている そして ひとつ やさしさがうまれるたびに ひとつ えがおのはながさき ひとつ し... 続きをみる

  • 詩 悲しみ

    暗い海だ 寂しい夜だ 海よ 何か 悔しい事でもあったのかい さっきから ばしゃばしゃと 岸壁に そんなに怒りをぶっつけて でも おまえには やっぱり 穏やかな姿が似合っているよ 月よ 何か 辛い事でもあったのかい ぷいと 横を向いて 雲のベットでふてねして ずっと 厚いカーテン閉めたままじゃ お前... 続きをみる

  • 詩 夜の海

    季節が おもむろに 痩せた横顔を見せた夜 静けさに 萎んだ心を浮かべていたら 意地悪な手つきをした 風波が それを浚って行った 空の海で 涙星を幾つも並べては 涼しい風で手紙を書いて 切なさの封筒に入れてみる さらさらと星砂の音がして 想いの星が流れて消えた 夜の海は何処までも深く 浮かぶ星は限り... 続きをみる

  • 短詩 青春

    青春とは 眩い錦の美旗 もう 私には 掲げる勇気も力もない

  • 短詩 秋

    秋は 愁いを抱えた 文学青年 ため息の文字を 綴るだけ

  • 詩 寂しい

    雲は白い糸で 独り楽しそうに 編み物に夢中になっている 素っ気無い空は 少しも想いをくすぐらない 色付いた言葉も 香り付けした切なさも 何も落ちて来ない 何か物足りない寂しい日 遠くの山に憧れる 近くの川に 心を映してみる 青い空に泣いてみる 白い雲に顔を埋めて見たい 破綻した空の継ぎ目に 消えて... 続きをみる

  • 詩 寂しい風船

    私の心は 今にも壊れそうな 寂しい風船 ことばひとつで 萎んだり 凹んだり 風も無いのに 揺れて見たり 気持ちの波に 浮かんでいたり ため息の森で 躓いてみたり 涙の底に 沈んでいったり 朝日新聞 ローカル版 掲載  2014.7.31

  • 詩 私

    空の彼方から見れば ありんこほどの小さな私 そんな小さな命だけれど 泣いて 笑って 喧嘩して 心が折れてまた泣いて それでも 雨後の明日には また 晴れた空のように ケロリンと笑う 哀しい事も有るけれど また ケロリンと笑う

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  • 詩 黄昏

    青い空に 白いカーテンを降ろし 空は 雲をとき色に染めては 西の空に集めている 疲れた一日が 欠伸を始めると 今日を起きた出来事を 全て鞄に詰め込み 時が明日に帰って行く それまで華やいでいた 昼間の景色を 静かに静かに 夕闇が夜に戻していく       産経新聞「朝の詩」掲載

  • 短詩 反抗期

    「ごめんね」の  たった四文字が言えなくて  尖っていたあの頃

  • #詩  秋の心

    音のない祭りのような 秋の懐に手を伸ばすと 秋は 私に泣けという 笑えという 成熟した色香を肴に 酔えという 踊れという 秋は 物詫びた儚さを詠う 孤独を背負った寡黙な詩人 冷たい風に諭すように 散り際の美学について 切々と語り始める ひらひらと舞い落ちる 一片の枯れ葉 そっと 手で受け止めると ... 続きをみる

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  • 詩 やさしさ

    言葉なんていらないね やさしさを伝えるのに とびっきりの笑顔が ひとつあれば それだけでじゅうぶん 言葉と感情は 時々 喧嘩する 無口がいい 寡黙でいい 難しくするのは余計な知恵 黙って野に咲く 無垢な花を見ていると そう思えてくる   産経新聞「朝の詩」掲載

  • 短詩 秋模様

    秋は感傷 夜になると 寂しさが加速する 溢れる静けさ 青息吐息の憂鬱な風 枯れ葉の音にも 躓くこころ

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  • 短 詩 初秋

    秋の夜の寂しさは 私の心に 親しげな友達のように すっと 入り込んでくる

  • 詩 夜の月

    川に落ちた月がひとつ 揺れる川面に青く光る 救いあげて見たけれど そっと 抱きしめて見たけれど するりと抜けて 冷たく笑う 想いを寄せた 夜の月

  • 詩 似たもの同士

    寒さと寂しさは何処か似ている 身体が震えるのが 寒さで 心が震えるのが寂しさだから よく似ている どちらも 冷たくならないよう 温めていたい

  • 短詩 失恋

    只今 心の修理中

  • 詩 あい

    むずかしいことばはいらない あいをつたえるのに とびっきりのえがおがあれば それだけでじゅうぶん ほんとうのおもいは もっとかんたんなはず むずかしくするのはかたくななこころ えがおをつくるのはすなおなゆうき

  • 短詩 雨

    それは 吹く事を忘れた 風の涙 それは 厚い雲のハンカチで拭い切れなかった 空の哀しみ    

  • 詩 落日

    日が翳ると心がしゅんとする 冗舌だった今日が 急に黙り込むと 寂しさが光り出す 薄い陽だまりを 布団をかけるように 影が覆って行く 夕闇が空の隙間から そわそわ落着かない 素振りを見せ始めると 地平線が大きな口を開けて 赤卵のような夕日を ぱくりと飲んだ 産経新聞「朝の詩」掲載

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  • 短詩 天気雨

    それは 光のように速い 心変わり

  • 短詩 夕立

    それは 極めて冷静な 思惑

  • 俳句

    夏空や誰が泊まるか星ホテル

  • 詩 風のハンカチ

    風が半分にしてくれた 心に湧いた悲しみを 暗い顔してるのが見えたのだろうか 泣きそうな顔がわかったのだろうか 風のハンカチは絹のハンカチより すべすべでふわふわ 見上げると 優しさを溢したような水色の空 木々を揺らす緑の風 目を閉じると 風のハンカチが頬を撫でて通り過ぎた  産経新聞「朝の詩」掲載... 続きをみる

  • 詩 にじ

    土砂降りの後に 大きな虹をよく見かけます だから 私は 思いっきり泣く事に決めている 哀しい時には だって その方が 心に大きな虹がかかり易いから

  • 俳句

    夏空や誰が泊まるか星ホテル