#ポエム 気配
ぽろんと ひとつ
寂しさを鳴らすと
枯れた冬の音がした
悴んだ心を
温める術は何も無く
言葉を振るわす感情も何処にもない
音を立てて吹く風は
まだ冷たいけれど
落とす涙に理由(わけ)があるように
風にだって吹く意味があるはず
無言のまま
寂しさを抱きしめ
孤独と向き合い
ずっと 春まで
心を閉ざしている裸木
芽吹きという言葉が
念仏のように
風の瀬に鳴り響く
窓越しに見えた
薄い光の中に
新しい季節が眠っている
まだ
硬い蕾のままで
無料イラスト素材の借り物です
詩を主にブログに載せております
日々の心模様、自然の様子などを拙い言葉で
綴っております
ぽろんと ひとつ
寂しさを鳴らすと
枯れた冬の音がした
悴んだ心を
温める術は何も無く
言葉を振るわす感情も何処にもない
音を立てて吹く風は
まだ冷たいけれど
落とす涙に理由(わけ)があるように
風にだって吹く意味があるはず
無言のまま
寂しさを抱きしめ
孤独と向き合い
ずっと 春まで
心を閉ざしている裸木
芽吹きという言葉が
念仏のように
風の瀬に鳴り響く
窓越しに見えた
薄い光の中に
新しい季節が眠っている
まだ
硬い蕾のままで
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