詩 黄昏
破り捨てた沈黙を
惜しげも無く風がまた拾う
反故にした約束を
悪びれずに
繋ぎ合わせている夏空
余命を宣告された
蝉の声に
心の琴線が鳴り止まぬ
懐かしく
遠い微かな場所で
オレンジ色の空に
山が影絵を作り出すと
夜が寂しさを誘いに来た
怠け者の夕闇が
気だるそうに
夏の日を夜に戻して行く
夏の夕暮れ
独り夕暮れ
メトロ文学館入選作品
詩を主にブログに載せております
日々の心模様、自然の様子などを拙い言葉で
綴っております
破り捨てた沈黙を
惜しげも無く風がまた拾う
反故にした約束を
悪びれずに
繋ぎ合わせている夏空
余命を宣告された
蝉の声に
心の琴線が鳴り止まぬ
懐かしく
遠い微かな場所で
オレンジ色の空に
山が影絵を作り出すと
夜が寂しさを誘いに来た
怠け者の夕闇が
気だるそうに
夏の日を夜に戻して行く
夏の夕暮れ
独り夕暮れ
メトロ文学館入選作品
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