#ポエム 寒中
銀色に縁取られた
はがきが一枚
空から届いた
たった二行
「今日は太陽は休みます
悪しからず」と書いてある
どんよりと
垂れ込めた雲は
私の肩に圧し掛かり
行き場を失くした
名も無いもの達の
重たい溜息が
今にも聴こえて来そうだ
独り善がりの風は
寒さ凌ぎに
冷たい口笛を吹き
寂しさを溶かしては
哀しみの傷口を広げている
冷え切った私は
凍えそうな心を
持て余し
穴のあくほど
寒空を見つめては
野ざらし地蔵のように
呆然と立ち尽くす
イラストは借り物です
詩を主にブログに載せております
日々の心模様、自然の様子などを拙い言葉で
綴っております
銀色に縁取られた
はがきが一枚
空から届いた
たった二行
「今日は太陽は休みます
悪しからず」と書いてある
どんよりと
垂れ込めた雲は
私の肩に圧し掛かり
行き場を失くした
名も無いもの達の
重たい溜息が
今にも聴こえて来そうだ
独り善がりの風は
寒さ凌ぎに
冷たい口笛を吹き
寂しさを溶かしては
哀しみの傷口を広げている
冷え切った私は
凍えそうな心を
持て余し
穴のあくほど
寒空を見つめては
野ざらし地蔵のように
呆然と立ち尽くす
イラストは借り物です
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