#創作詩 12色の言葉
死産した地球の欠片を星の墓場に埋葬し
ハーモニカを吹くカラスが五月蠅いので
晩酌の熱燗を一本増やす
聡明な言葉をゼリーの缶詰にして12月の空に預けた
裸の言葉は風邪をひき易いので
早めに予防接種を終えて流感に備える
闇夜の音色に痩せた感情が消されて行く
冬の花火のごとく
冷たく愛され
静寂にごくりと飲まれ
何も無かったかのように
破壊された頭の中で
多色刷りの残像が
心臓音のように機械的な音をたて
フラッシュバックを繰り返す
カメレオンが12色に変身する
この言葉の羅列は思い浮かんだ言葉をなるべく、そのまま、鮮度の良いうちに
並べて見ました 詩としては成り立たないかもしれませんが言葉遊びとしては
面白いと思いました 滴るような、艶々と光るような言葉たちを見つけたい
気分です
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